こんにちは！
今日は「再生可能エネルギー」についてお話したいと思います🌱
再生可能エネルギーって聞いたことありますか？なんとなく知ってる。どこかで聞いたことあると思う。と言われることが多いです。
なので今回は少し詳しくご説明したいと思います◎
再生可能エネルギーとは
再生可能エネルギーとは太陽光・風力・中小水力・バイオマスなどといった温室効果ガスを排出せず、エネルギー源として永久使用することが出来ると認められているエネルギーのことです。
資源が無くならずに永久使用できるという事ですね！
東日本大震災以降、温室効果ガスの排出量が増加しており、2013年度には過去最高の排出量を記録しています。
2016年に発効したパリ協定において、「世界の平均気温上昇を産業革命以前に比べて2℃より十分低く保ち、1.5℃に抑える努力をすること」「そのため出来る限り早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスをとること」などが合意されています。
パリ協定のモメンタムの中で温室効果ガスの排出量を削減していくことが必要になります。再生可能エネルギーは温室効果ガスを排出しないことからパリ協定の実現に貢献することが出来ます。そのため、日本を含めた世界中の多くの企業で導入が進んでいます。
再生可能エネルギーの特徴
再生可能エネルギーの特徴が3つあります。
①温室効果ガスを排出しない
原油や石炭といった化石エネルギー減で発電する場合、燃料を焼却するために大量の温室効果ガスが発生します。
それに対し、太陽光・風力・地熱・水力といった再生可能エネルギーは温室効果ガスを排出しません。
バイオマス発電についても、光合成によりCO2を吸収して成長するバイオマス資源を燃料とした発電の為「京都議定書」における取扱上CO2を排出しないものとされます。
②エネルギー源が枯渇しない
再エネは資源が永久に枯渇しないことを条件の1つとして法律で定められています。
原油や石炭などといった化石エネルギーは限りある資源の為再エネではありません。
また、非化石エネルギー源に分類される原子力も、発電にはウランを必要とするため再エネには該当しません。
再エネは主に太陽光・水力・風力・バイオマスといった自然をエネルギー源にしているものが定められます。
③様々な立地でエネルギー源を調達できる
再エネは主に太陽光・風力・水力などの自然エネルギー由来です。
そのため日本の豊かな自然や地形に合っていて、日本のエネルギー自給率を高めるためにも重要です。
また、家畜排泄や生ゴミなど捨てていたものを資源として活用することで、地域環境の改善にも貢献出来ます。
再生可能エネルギーのメリットは？
最大のメリットは「資源が枯渇しないこと」です。
現在使用している化石エネルギーは主に過去から積み重なってきた動物や植物の死骸などからできています。
そのため、数年で出来るものではなく使用すればするほど無くなっていきます。資源が尽きない再エネに注目が集まっている理由が分かりますよね。
また、発電時に温室効果ガスを排出しないため環境に優しい点も同じくメリットです。
もう１つは「災害時の電源になる」ことです。
近年地震や台風といった自然災害の多発によって、再エネの導入が緊急用の電源として注目されています。
太陽光発電などは企業や一般家庭でも比較的簡単に設置できることから、蓄電池と組み合わせて導入するケースも多くなってきています。
デメリットは？
デメリットは「コストが高い」ことです。
太陽光発電や風力発電は燃料費がかかりませんが、その分工事費用や発電システムの基材調達に費用が掛かります。
また、平地が日本は少ないので広大な土地が必要なことも課題となっています。設置への時間や費用が多くかかります。
また、発電方法によっては季節や天候に左右されやすくなる点もデメリットです。
季節や天候によって左右されることで安定した一定の供給が出来ないと、大規模な停電などに繋がる恐れもあります。
いかがでしたでしょうか？
再エネについて少しでもわかりましたでしょうか？
昨日よりはわかりやすかったかな～と思いますがどうでしょうか？？
私もこのお仕事を始めるまでは「再エネ」って何？知らない～と言う感じでした！
最近は明細を見ると書いてあるけど何なの～って聞かれることが多くなって何だか電気に興味を持ってもらえた気がして嬉しいです🙌
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