人には聞けない‼電気代の平均ってどのくらい?

 

こんにちは!

どこの家にも関係がある『電気代』

自分の家って高いのかな~と考えていても
「ねぇねぇ、あなたの家って先月の電気代いくらだった?」
…なんて聞けないですよね💦

 

今回は『電気代の平均』についてお話したいと思います!

こちらは様々な一般家庭のデータを参考にしている記事となりますので、お住いの地域・現在の価格状況・プランによって異なります。あらかじめご了承ください。

 

 

電気代の平均

 

地域別の電気代の平均

まずはこちらの表をご覧ください。

 

4つの季節のうち最も高い2つがオレンジ色になっています。

この表をみると、雪国側の冬が寒い地域を中心に電気代の平均が高くなっていることがわかります。
北海道や東北などですね。
何故夏よりも冬が高くなっているのかというと、エアコンなどの空調が調整しなければならない室外気温と室内気温の差が大きく、電気をたくさん消費するからです。

これと同じ原理で、暖かい沖縄などの地域では夏場の電気代が特に高い傾向があります。
逆に、冬場は比較的暖かいためからか冬の電気代の平均が他の地域よりも低くなっていることが特徴的です。

 

 

 

世帯別の電気代の平均

単身世帯(一人暮らし)の場合

【一戸建て(kWh/月)】
200~250kWh

【集合住宅(kWh/月)】
180~200kWh

【月の電気代】
5,500~6,000円ほど

 

二人暮らしの場合

【一戸建て(kWh/月)】
300~350kWh

【集合住宅(kWh/月)】
250~320kWh

【月の電気代】
9,000~10,000円ほど

 

3人家族の場合

【一戸建て(kWh/月)】
380~450kWh

【集合住宅(kWh/月)】
300~380kWh

【月の電気代】
10,000~12,000円ほど

 

4人家族の場合

【一戸建て(kWh/月)】
400~460kWh

【集合住宅(kWh/月)】
300~360kWh

【月の電気代】
11,000~13,000円ほど

 

単身世帯から二人暮らしに代わるときに電気代や使用量が大きく増加しますが、その後の増加は少しずつ緩やかになっているかと思います。

 

冬に電気代が高くなる理由

冬も夏も同じ電気を使うのに、どうして冬の方が高くなるの❓と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。

 

先程も少しだけお話しましたが、室外気温と室内気温の差を埋めるためにエアコンがどれだけ電力量(kWh)を消費するかで説明できます。

 

例えば、真夏に外気温が35℃にまで上がった状況では、室内を25℃まで下げれば十分快適に過ごせるでしょう。
一方、真冬に外気が0℃まで下がった場合に暖かくするには少なくとも20℃くらいまで室温を上げなければなりません。
夏の外気に対しての快適な室内の温度差が10℃のところ、冬は倍の20℃の差があり必然的に消費電力量も多くなりがちです。

 

 

また、夏に比べると冬は日照時間が短いので照明をつける時間が長くなったり、気温も上がらないため洗濯物が乾きにくく乾燥機を使う頻度が多くなったりすることもあります。
寒い屋外を避けて家にいる時間が長くなるにつれ、電化製品を使用する時間が増えることも電気代が高くなる理由の一つです。

 

 

この電気代って何に使っているの?

 

単身世帯(一人暮らし)の場合

平日の日中は仕事で外に出ていると仮定して、電気を使っている時間帯は6時〜8時、19時〜24時の合計7時間とします。
また使用している家電はテレビ(ゲーム等は除外)・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・照明・電子レンジ・ドライヤー・掃除機とし、コンロはガスを使っているとします。

 

各家電の1日の平均使用量はテレビ4時間、冷蔵庫は1日中電源がついているため24時間、エアコンは家にいる間で7時間、照明も7時間。洗濯機は2日に1回として1日あたり20分とします。他の家電(電子レンジ、ドライヤー、掃除機)に関しては1日の使用量が1時間もないため少し多めに考え、各5分とします。

次に休日は家にいることを想定し、計算しやすいようにテレビ、エアコン、照明の使用時間を平日の約1.5倍として考えます。

以上のことを前提に1ヶ月の電気使用時間を計算すると、
テレビは128時間、冷蔵庫は672時間、エアコンは224時間、洗濯機8時間、照明224時間、電子レンジ2時間、ドライヤー2時間、掃除機2時間となります。

 

あくまでも概算のため、使用している家電の違いや使用状況によって変動するかと思いますが、平均電気量に対してのイメージができたかと思います。

一ヵ月単位で計算すると「そんなに使ってるの…?」と思いますよね。
私も調べながら計算してみましたが一ヵ月にするとこんなに長時間になるんだ。と、驚きました。

ただでさえ使用電力が大きいドライヤーも髪の長い方は5分では足りないかもしれないですし、日当たりが悪いところだと照明も他より早くつけたりしますもんね😅

 

二人暮らしの場合

2人とも働いている想定で考えると1ヶ月の電気量の出し方は1人暮らしの場合とさほど変わりません。
変わるのは個々で使用する家電(ドライヤーや電子レンジなど)の使用時間増加と冷蔵庫など、家電のサイズが大きくなることによる消費電力の増加です。

 

先程と同様に、使用している家電はテレビ(ゲーム等は除外)・冷蔵庫・エアコン・洗濯機・照明・電子レンジ・ドライヤー・掃除機とし、コンロはガスを使っているとします。

 

そのうち使用時間が増えてしまう家電は洗濯機、電子レンジ、ドライヤーとして、各家電を倍の時間使用するとします。
また、冷蔵庫はサイズを少しだけ大きくし消費電力を増やします。

 

以上のことを前提に考えて1ヶ月の電気使用時間を計算すると、
テレビは128時間、冷蔵庫は672時間、エアコンは224時間、洗濯機16時間、照明224時間、電子レンジ4時間、ドライヤー4時間、掃除機2時間となります。

 

あくまでも1人暮らしの家電とほとんど同じ設定のため、平均よりだいぶ少ない数字になりました。実際エアコンを2台使っていたり、洗濯機に乾燥機能がついていたり、浴室暖房を使ったりするとまた使用量は大きく増えるかと思います。

 

3人以上の家族の場合

最後に3人以上のファミリー世帯で考えてみましょう。
共働きをしている場合は別になりますが、一人暮らしや二人暮らしと比べると誰かしらが家にいる時間が増えるのではないでしょうか❓
その場合、使用頻度が増加する家電はテレビ、エアコン、照明かと思います。

 

誰かしらが家に時間が多い家族の場合、一人暮らしの休日を想定した使用時間が平日にもかかってしまうと想定すると、使用時間がだいぶ増えます。
また、家が大きくなればエアコンを2台使用していたり、一度に照明をつける機会も増えたり、冷蔵庫のサイズがさらに大きくなったりと使用電力はどんどん増えてきます。

 

今回は計算しやすいようにエアコンは1.5倍、洗濯機は毎日使用のため2倍、冷蔵庫はファミリーサイズの消費電力、電子レンジやドライヤー、掃除機なども2倍の使用頻度として計算していきます。

 

以上のことを前提に1ヶ月の電気使用時間を計算すると、
テレビは160時間、冷蔵庫は672時間、エアコンは420時間、洗濯機16時間、照明280時間、電子レンジ4時間、ドライヤー4時間、掃除機2時間となります。

 

先程の二人暮しの時と同じように使用する家電の増加や暖房設備、乾燥機能つき家電を使用することで電気使用量はさらに増えていきます。

 

特に一度に使う電気が増えると契約する電気も大きくなるので、それによって電気代が増加することも考えられます。

 

 

最後に…

いかがでしたでしょうか❓

最近だとテレワークの増加もありますので、電気代が高くなってきているなと感じる方も少なくないかと思います。
気になってたけど聞ける人がいない…と悩んでた方のお助けができていれば幸いです。

 

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