「再生可能エネルギー発電促進賦課金」は、「賦課金」や「再エネ発電賦課金」、「再エネ賦課金」と呼ばれています。
再生可能エネルギーを用いて発電された電気については、一定の期間・価格で電力会社が買い取ることを義務付ける「固定価格買取制度(FIT)」が定められています。固定価格買取制度は、再生可能エネルギーを育てることを目的としており、電力会社は太陽光、風力など再生可能エネルギーによって発電された電気について、国が定めた単価により購入します。電力会社がその購入に要した費用については、電気を利用する全ての契約者に、賦課金として、使用量に応じた金額を負担することになっています。
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は、買取見込額、過去の過不足額および各電気事業者の想定販売電力量をもとに、経済産業大臣が毎年度定めます。
再生可能エネルギー発電促進賦課金単価は、地域間の負担の公平性を保つために、国によって地域間調整をおこない、全国一律単価とされています。再生可能エネルギー発電促進賦課金単価については、毎月届く「電気ご使用量のお知らせ」(検針票)によってお知らせされています。