雷(落雷)で自宅の家電が壊れる!?

こんにちは。エコグラウンドです🌱

この間の雷雨はすごかったですね。実家の方では一瞬停電したのだとか 😳

 

 

1年のなかでも特に夏、6~9月は落雷が多い時期。
今の時期では島根県・新潟県・山形県辺りでは雪おろし(雪颪)と呼ばれる雷があります。
(毎年恒例ですよね)

 

雷があたったわけでもないのに、雷が原因で家電製品が壊れてしまうことがあるって知っていましたか❓

今回は雷対策など雷についてお話していきます⚡

 

雷は何度❓どのくらいの力があるの❓

 

雷は周りの空気の温度を一瞬にして約3万℃(太陽の表面の温度の約5倍)に熱し、圧力を高めて一気に膨張します。
その時の衝撃が周りの空気に伝わり振動させ、ものすごい音が発生します。
近くで雷が落ちると「バーン!」 や「バリバリッ!」といった音になって聞こえます。

 

落雷がまっすぐ落ちないで、写真のようにジグザグなのは何故なのか❓
というと、空気は電気を通しにくいからです。
できるだけ通るのがラクな方向に落ちていくのでジグザグに下に落ちていくという仕組みです。

 

雷を電圧の単位「ボルト(V)」で力を表わすと、約1億Vと言われています。
普段使っている家庭用の電気の強さは100ボルトとすると、雷は家庭用の電気の約100万倍の力を持っていることになります。

それだけ大きな力を持っている雷が落ちると、周囲も大変な被害になります。

 

雷サージとは❓ ┃ どうして家電が壊れるの❓

落雷のあった場所だけではなく、その周辺にも短時間で強い電気の力や大きな電流が発生することがあります。
これを『雷サージ(かみなりサージ・らいサージ)』と言います。

 

雷サージは、電線やアンテナなどから家の中に流れてきて、家の中にあるテレビやパソコン・電子レンジなどの家電製品をこわしてしまうことがあります。

私の知り合いも、雷サージでテレビがつかなくなったと悲しんでいました。
それゆえに落雷によって雷サージが起こると、停電が起きたり、電車が動かなくなったり、ネットが繋がらなくなったりと生活に影響が出るのです。

 

自然現象だからどうしようもないのか…と絶望するのはまだ早いです。

もちろん対策もありますので、ご紹介致します!

 

雷サージ対策 | 2つの方法

雷サージから家電が壊れてしまうのを防ぐには、主に2つの方法があります。

 

方法1 | 使わないコンセントは抜いておく

電線等から流れてくるので、雷が鳴り始めたらコンセントから抜いてしまえば、雷サージに家電が破壊されることはほぼないかと思われます。

 

コードを抜いている間は家電が使えませんが、雷から守る確実な方法ですね。

私も在宅中に雷雨が来た時には、コンセントからプラグを抜いて雷が止むのを待ったことがあります。
長い外出では事前にコンセントを抜いておけば無駄な電力も使わずに節約にもなりますね😊

しかし問題点として、
・その場にいないと対応できない
・留守中の家が心配

と確実ではあるものの、状況が限定されてしまう方法になります。

 

 

方法2 | 雷ガード用品を使う

 

先程は雷サージを回避する方法でしたが、お次は雷サージを迎え撃つ方法です。

それをしてくれるのが

雷サージ対応タップなどの『雷ガード用品』

 

家電とコンセントの間に取り付けることで、その間で雷サージを打ち消して家電を守る役目を果たします。

サージ電流の吸収回路が家電の「身代わり」になってくれるのです。

身代わりと呼ばれる通りガード用品が犠牲になることで家電を守る仕組みなので「使い捨て」になりますが、取り付けておけば留守中や突発的な雷からも家電を守ってくれるので安心です。

 

こちら

✔作動ランプ付の製品
✔最大サージ電圧がなるべく高いもの

がオススメです!

 

使い捨ての製品になるので、もし使用済みで機能を果たせない製品を付けているままだとまったく意味がないです。
ランプ付の製品であれば、使えるのか使えないのかパッとみてわかるので変えるタイミングもバッチリです。

 

最大サージ電圧というのは、数字が大きければ大きいほど強い雷サージに耐えられるよーというものです。
最大サージ電圧が低いものを使っていると、万が一の場合守り切れない場合も。
特に気をつけていただきたいのが、最大サージ電圧の表示がないものです。
「どのくらい耐えられるかわかりませんよ」
ということなので、安心して使えないですよね。

 

 

雷レーダー(気象庁)

「雷がいつ発生するのか?」「落雷があった場所はどこなのか?」といったことがわかれば、雷の対策を練ることができますね。

 

天気予報などの情報を教えてくれる気象庁は、全国30ヶ所で雷が発生させる電波をつかまえて、雷が発生する位置や時間などの情報が分かる雷レーダーを持っています。
気象庁では、その雷レーダーの情報をもとにして雷の強さや、雷が発生する可能性を10分毎に教えてくれています。

気象庁ホームページ

 

雷から身を守る方法とは

 

雷の音が聞こえたり、雷の光が見えたら、建物の中などの安全な場所に早めに非難しましょう。
雷はどこにでも落ちるものですが、高い場所に落ちやすいというのは有名ですよね。

落雷が木に向かって落ちたというニュースをたまに目にします。

上画像:雷が落ちた木

雷が鳴っているときに電柱や煙突、大きな木(背の高い木)があるような場所にはなるべく近づかないようにしましょう。
雨が降っていて傘をさしている場合は、傘の先をなるべく低くすることも大切です。

 

しかし、広場やゴルフ場などのまわりに高いものが何もない場所や、山のてっぺんなどの高い場所。
そういう時、雷は人に向かって落ちてくることが多いので特に注意が必要です。
その場所にいた場合はできるだけ低い姿勢で、安全な場所に避難するようにしましょう。

 

最後に

「落雷で家電が壊れる」「雷が付近に落ちた」なんてことは交通事故のようなもので、

頻繁に起きることではありませんが、誰の身に降りかかってもおかしくないことです。

「私は大丈夫」なんてことはないので、できうる限り事前に対策をしておきましょう。

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