光熱費ってどうしても必要なので値上がりはダイレクトに家計に大打撃👊
1月のブログでも書きましたが、昨年の冬に電気料金の値上げ等のニュースがありましたね。
そこで、『今年はどうなの❓』と、気になるところですよね。
全国的な電気料金値上がり!?
10月28日の会見で、東北電力の樋口社長は火力発電の燃料となる原油やLNG(液化天然ガス)などの世界的な燃料費の高騰で、今後さらに電気料金の値上がりという形で消費者に影響を与えかねない。と、懸念を示しました。
※今年9月のデータです。
東北電力では、2021年1月のモデル世帯の平均的な電気料金は6746円でした。
上画像のように毎月少しずつ値上げがありましたが、来月12月も109円値上げされる予定のため、このモデル世帯の料金は7719円と1月と比べ1000円近く値上がりすることになります。
それでも夏はなんとか乗り切ったそうですが、今冬に向けて輸入価格は一段と高騰する見込みで、電気料金の値上げは止まりそうにありません。
日本でも昨冬の電力高騰の煽りを受け、新電力が次々と経営破綻していきました。
さらに今こういった問題は日本だけではなく世界中が抱えており、暖房需要がピークを迎える冬期に向かって世界各国がLNGを奪いにいっており、価格は一段と高騰していっています。
LNGってなに?
LNGが高騰っていうけど、そもそも『LNG』ってなに❓
今から約10億年以上も昔。地球上に生息していた動物や植物などが水底に沈み、さらに砂泥中に埋もれたものがやがて分解した。といわれているのが天然ガスです。
天然ガスは油田・ガス田から採取され、-162度まで冷却したのちに液化したものを
『Liquefied Naturail Gas(液化天然ガス)』略して『LNG』と呼ばれています。
LNGは万が一保管場所から漏れてしまったとしても、空気中の水分が冷やされて白煙をあげるので、目で確認することができます。
気化したガスは空気より軽く、上空にあがった後に拡散する危険性の少ない燃料です。
また、LNGは燃料として使用した時に排出されるCO2(二酸化炭素)が石炭や石油に比べ約3~4割ほど少ないので、環境負荷の少ないクリーンエネルギーとして注目されていました👀
それゆえに火力発電の燃料の中でも使用率が高くなっています。
日本は2050年の脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの最大限の導入を図っているのですが、電力の約7割をLNGや石炭火力に頼っているのが現状です。
ということは、火力発電の比率が高い電力会社ほど電気料金の値上げ幅が大きいということになります。
※2019年のデータ
我が家の電気代は…
全国・世界的に値上げしてるのはわかった💡…けど、全部❓
えぇ❓ということは我が家の電気代も同じくらい値上がりしてしまうの❓
今同じことを考えた方はコチラもあわせてお読みください。
そう。全ての電力会社(新電力会社)で電気料金が値上がりするということではないのです✋
契約しているプランによって、値上がりする・しないが変わってきます。
いくつかあるプランのうち、『市場連動型プラン』というものがあります。
このプランは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に連動して単価が決まるというものです。
安い時は安く提供してもらえるというメリットが魅力的ですが、その分高騰したら電気料金も高くなってしまうデメリットがあります。
今現在高騰し続けているその影響をモロにうけてしまっているのがこのプランです。
他にも上記のプランではないけれど、『電源調達費』といったもので電気料金の一部のみが市場と連動しているプランもあります。
こういったように、電力会社によってプランが様々です。
値上がりなどの変動がある場合は電力会社の方からお知らせ通知などがあるかと思いますが、それでも不安な場合は一度契約要項やご自分のお客さまマイページなどでプランをご確認ください。
最後に
こういった状況に応じて新電力会社もみなさまが安心できるように、次々と新たなプランを提案していっています。
ニュースをみてお一人で不安な気持ちになってしまっているかもしれませんが、ご安心ください。
・プラン確認はしたけどやっぱり自分の確認だけでは不安…
・数年前に新電力にかえたけど、もっと安くできる安心なプランがあるの❓
どういうこと❓こういうこと❓
不安なことやわからないことがございましたら、いつでもご相談ください😊
ガソリンの値上げや感染症……
生活の悩みは多いですが、一緒に頑張っていきましょう🙌
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